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労働基準監督署に駆け込むと・・・

2007年7月25日　投稿者：社会保険労務士内海正人

おはようございます、カリスマ社会保険労務士の内海です。

いつもありがとうございます。

ということで、今日の１分セミナーは

「労働基準監督署に駆け込むと・・・」をお伝えします。

皆さんは社員から

「労働基準監督署に駆け込んでやる！！！」

と言われたことはありませんか？

確かに、社員ともめたら、監督署が調査に来る確率は上ります。

しかし、監督署の調査は「駆け込み」だけで来る訳ではありません。

本当は、【定期的に】該当企業を巡回することになっています。

しかし、定期的な調査は、

現在の労働基準監督官の人数では物理的に不可能です。

特に、都市部の監督署では会社の数が多く、対応できていません。

そのため、社歴が長い会社でも、調査を受けたことが無い会社もあるのです。

ただし、最近の傾向としては、同業種に一斉に調査に入ります。

特に、急に業績が伸びている業種が狙い打ちされます。

最近の例では、人材派遣、人材紹介の会社が対象になりました。

だから、同業他社が調査を受けたら

「すぐに、うちの会社にも来た」

という例も多いのです。

そのため、皆さんの会社は

日頃から規程や書類を整備しておくことが必要です。

しかし、税務調査に比べ、

監督署の調査に関しては、【事前準備の脇が甘い】会社が多いのです。

その結果、【余計なことまで】指摘されてしまうのです。

だから、皆さんは同業他社の動向に注意して下さいね。

そして、きちんと準備をして下さいね。

ただ、多く会社が就業規則などの書類を準備する【だけ】なのです。

しかし、【本当の準備】は

○就業規則と実態とのズレを事前に【法的な側面】から理解する

○就業規則に毎年の法改正が反映されているかをチェックする

○指摘されるであろう事項を事前にピックアップし、対策する

ことをいうのです。

皆さんの会社は大丈夫ですか？

ただ、監督署が来てしまったら、調べられるのを見ていてはいけません。

きちんと

○法的な知識

○法的なテクニック

を持って対応して下さい。

多くの会社がこれを持たずに、大火傷をしていますので！　←　本当！！

その知識とテクニックはここに書いてあります。　

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（編集後記）