社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所

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休憩時間の考え方とトラブル


2008年6月 5日  投稿者:社会保険労務士 内海 正人


おはようございます、カリスマ社会保険労務士の内海です。

いつもありがとうございます。

 

さあ、今日の1分セミナーは

「休憩時間の考え方とトラブル」をお伝えします。


先日、飲食店を経営している社長から

「客足が途切れた時間を休憩時間にしてもOKですか?」と質問されました。

もちろん、ここでいう「休憩時間」とは労働法における休憩時間です。

さあ、お客さんがいない時間をどう考えるべきでしょうか?

 

具体的には、この店の勤務時間は「午後3時~翌日の午前1時」です。

そして、休憩時間は下記のように雇用契約書に書かれています。

○ 勤務時間中に休憩時間を2時間与える

○ 1回目の休憩は、午後5時30分~午後6時30分

○ 2回目の休憩は、午後10時~午後12時までの間で、

  客足が途絶えた1時間


しかし、「この休憩時間は法律違反だ」と元社員が訴えたのです。

そして、割増賃金の支払いを要求したのです。

 

これに対し、社長は、

「契約書どおり、1日につき2時間の休憩を与えていた」

と主張しました。

 

まずは、労働法における「休憩時間」の定義をみてみましょう。

それは、

「労働者の【権利】として、労働しなくてもいい時間」です。

つまり、「【完全に】休憩できる時間」を指すのです。


当然、飲食店の場合、

(1)客足が途絶えて接客、調理の必要がないい時間

(2)休憩室にいるが、お客さんが来たら対応することになっている時間

は「【完全に】休憩できる時間」ではありません。

 

このような時間を「手待時間」と言います。

この「手待時間」は、実際の作業等はしていない時間です。

ただし、一定の拘束はされています。

なぜなら、来客があれば、すぐに業務に復帰するからです。

だから、【完全に】休憩できる時間ではありません。


具体的に、手待時間とは、

○ お店でお客さんが来るのを待っている時間

○ 流れ作業で、材料が届くのを待っている時間

○ 工事現場で、作業員がダンプカーが到着するのを待っている時間

などです。 


だから、今回のご相談は

「2回目の休憩時間=手待時間」と考えるのが妥当でしょう。

 

この会社の場合、

「休憩時間の設定に無理がある」とされる可能性が高いでしょう。

 

ただ、こういう会社にも対策はあります。

それは、

○ 客足の途絶える時間帯を推定する

○ その推定から、シフト制の休憩時間を設定する

○ 短時間アルバイト、パートを活用する

などが考えられます。


このような対策をすれば、【労働法上の】適正な休憩時間を確保できます。

ただし、実際の現場は流動的にせざるを得ず、

法律とのギャップが出ることは日常茶飯事でしょう。

特に、飲食店などの場合はその傾向が強いでしょう。


私も尺時定規に法律を語るつもりは全くありません。


ただ、一番の問題は

社長が 

「現場優先主義で、内在するリスクを認識し切れていない」

ということです。


私も多くの経営者にお会いします。

その中で

「社長はアクセルを踏むことは得意でも、ブレーキを踏むことは不得意」

という方によくお会いします。


つまり、「営業は得意だけれど、管理は不得意」ということです。

ただ、営業が得意だから、売上は伸びます。

その中で「現場を回すしかないんだよ」と社長は思っています。

しかし、社員の思いは別だったりします。

その後、トラブルが勃発します。

そして、私にご相談がある訳です。

 

皆さんの会社では

休憩時間に社員が働いていることはありませんか。

この場合、休憩時間も労働時間と認定されます。

 

「こんなことでトラブルに・・・」

私にご相談にいらっしゃる社長の大半がこうおっしゃいます。


しかし、トラブルは【小さなボタンのかけ違い】から始まります。

小さなかけ違いを感じたら、【すぐに】対応してください。


「とりあえず、現場を優先しないと」

「後でいいや」

「なんとかなるだろう」

このように放置し、大きな事故になるケースは沢山あります。


正直、人と人が争うご相談に乗ることは気持ちがいいことではありません。

むしろ、トラブルなんて無い方がいいのです。


しかし、私のところには多くのご相談が寄せられるのが現実です。

そして、その多くが【事前の対策不足】なのです。

だから、小さな行き違いのうちに対策をして欲しいのです。

そういう気持ちで「労使トラブル解決マニュアル」を書きました。


市販の書籍では、絶対に書けない内容も書いています。

それは、市販の書籍は「法律的に白」の内容しか書けないからです。

しかし、このマニュアルはグレーゾーンにも触れています。


それは、本当の意味で【トラブルを防止する方法】を

知ってもらいたいからです。

皆さんはトラブルが起こる前に必ず、対策して下さいね。


トラブルが起こったら、

意味の無い時間、お金、労力を消費することになるのです。


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