社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所

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残業は時間管理だけでは足りません?


2018年2月20日  投稿者:社会保険労務士 内海 正人


 

おはようございます、社会保険労務士の内海です。

 

いつもありがとうございます。

 

 

皆さんは就業規則や雇用契約書などの作成でお困りでは

 

ありませんか?

 

 

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○ 内部告発者の懲戒処分について

 

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では、今日は「残業は時間管理だけでは足りません?」を解説します。

 

 

残業管理の基本は時間管理です。

 

 

そこで、終業時刻から残業終了が残業時間のカウントとなるのが

 

一般的ですが、会社によっては途中に「休憩時間」を設ける等の

 

工夫をして、社員の健康に留意しているところも多くあります。

 

 

残業時間の管理については「未払い残業代問題」「過重労働」などの

 

問題が多く発生しているので、各社ともタイムカード、IDカード

 

やシステムを導入するケースがみられます。

 

 

しかし、時間の管理だけだと大変なことになるかもしれません。

 

 

と言うのは、最近、多くの人がスマートフォンを持っています。

 

 

その中にGPS機能があって、「何時に何処の場所にいる」ことが

 

記録されているのです。

 

 

そうなると、「会社に何時間いたのか?」「会社を出たのは何時か?」

 

ということがすぐにわかってしまうのです。

 

 

これに関する報道がありました。

 

 

<TBS NEWS 平成29年 2月12日>

 

 

〇 大手居酒屋チェーンの50代の男性店長が去年、仕事中に倒れて

 

  死亡し、遺族が長時間労働が原因として労災を申請したことが

 

  JNNの取材でわかりました。

 

 

〇 長時間労働の根拠としたのがスマートフォンに残された位置情報の

 

  記録でした。

 

 

〇 遺族などによりますと、亡くなったのは福岡市内にある大手居酒屋

 

  チェーン店で店長だった53歳の男性です。

 

 

〇 男性は去年6月、1人で開店準備をしていたところ、客席で倒れて

 

  いたということで、死因は致死性不整脈でした。

 

 

〇 遺族の代理人の弁護士が男性のスマートフォンに残されていた

 

  男性の位置情報の記録を基に残業時間を計算したところ、最大で

 

  1か月148時間に上ったということです。

 

 

〇 男性が亡くなったのは長時間労働が原因だったとして、遺族は

 

  去年12月、福岡中央労働基準監督署に労災を申請しました。

 

 

〇 「スマホのグーグルマップのタイムラインというのが、彼がお店に

 

  着いた時刻、店を出た時刻を自動的に記録している。

 

 

   (以下 略)

 

 

この報道をみてわかるとおり、スマートフォンの位置情報が

 

残業時間の推定に使われるということです。

 

 

裁判での判断ではなく、労働基準監督署の労災認定の材料として、

 

スマホのGPSデータが活用されるという記事ですが、労災認定が

 

下りれば、スマホのデータが残業時間の判断になるということです。

 

 

 

 

ということは、社員の人が「勝手に会社に残っていても残業時間と

 

なってしまうのか?」という疑問が上がるのは当然です。

 

 

こうならないためにも残業管理は時間管理と残業の内容の管理が必須

 

なのです。

 

 

具体的に「残業の内容の管理」とは「何か?」と考えられる

 

と思われますが、これは「社員が何の業務で残業するのか、そして、

 

その業務にどのぐらいの業務がかかるのか」ということです。

 

 

この方法で多くの会社で用いられるのが、「残業の事前承認制度」

 

です。

 

 

事前に以下の内容を申請させるのです。

 

 

〇 何時間の残業を行うのか

 

〇 その間に行う業務の内容

 

 

そして、残業前に社員に何時間の残業を行う予定なのか?

 

どんな業務を行うのか?を残業前の就業時間内に提出してもらい、

 

そして、残業の承認をするのです。

 

 

さらに、残業の結果について、

 

〇 申請通りだった

 

〇 遅れた

 

〇 早めに終了した

 

という報告を受けて残業を確定するのです。

 

 

ここまで残業の事前承認制度が実施されていれば、「単に」

 

残っていても、「これは残業ではない」と主張できるのです。

 

 

逆に言えば、単にタイムカード等で残業の時間管理を行って

 

いる場合は、1分単位で打刻時間通りに支払わないといけない

 

ということになるのです。

 

 

残業の管理は「時間管理」のみでは無く、「業務の内容」

 

についてもメスを入れるべきです。

 

 

ここを放置している会社は、

 

〇 社員の働きの効率化

 

〇 生産性の向上

 

ができないということになるのです。

 

 

そして、働き方改革に対応することができずに、従来の方法で

 

変化の時代に勝負せざるを得ないということになるのです。

 

 

 

 

これからは「ワークライフバランス」を重視した働き方が

 

求められます。

 

 

だからこそ、その前に効率性を求めた業務改革が必要と

 

なってくるのです。

 

 

よって、残業が恒常的になっている会社は、ここをターゲット

 

として、対策を行わなければならないのです。

 

 

そのためにも、残業の中身を分解して、削減に努めることが

 

第一歩となってくるのです。

 

 

 

 

また、採用についてもよくご相談をお受けします。

 

 

入社したら、すぐに出社できなくなり、実は精神疾患を

 

患っていた等のご相談を受けました。

 

 

面接で確認すべきことは人物評価などだけではなく、

 

【法的なポイント】も重要なのです。

 

 

むしろ、その方が重要なこともよくあるのです。

 

 

正直なところ、ここをないがしろにし、性善説に立ち過ぎた

 

採用活動を行なっていくと、落とし穴に落ちる確率が非常に

 

高くなるのです。

 

 

そして、事が起こってから、私に相談にいらっしゃることも

 

本当に多いのです。

 

 

さらに、ご相談に対応していて思うことが「基本的なことの

 

保全さえできていれば、こんなに傷口を広げずに済んだのに・・・」

 

ということです。

 

 

本当に本当に歯がゆい思いを何度も何度もしてきたのです。

 

 

このDVDは面接、採用に関して法的に保全すべきポイントを

 

多角的に解説しています。

 

 

また、「会社の出口」である解雇に関しても「法的な保全が甘い」と

 

いうことがよくあり、結果として、トラブルになった場合は傷口を

 

広げることになります。

 

 

そこで、会社の「入口」、「出口」の両方を保全するという

 

意味から、解雇についても解説しているのです。

 

 

採用・面接の極意と戦略的解雇の方法セミナーを収録した

 

DVDです。

 

 

ご覧になってください。

 

 

 

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ご注意ください。

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敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

 

お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。

 

当社にご相談の無い状況でこの情報を利用されて生じたいかなる損害に

 

ついても、当社は賠償責任を負いません。

 

 

また、この内容は掲載日現在の法令や通達などに基づいておりますので、

 

ご注意ください。

 

 

 

■編集後記

 

 

冬季オリンピック、ピョンチャン2018で盛り上がっていますね。

 

 

個人的には冬のスポーツはここ10年以上試していないので、

 

「寒い中、選手は大変だな」としか感じていませんが(笑)。

 

 

特にスキーは学生時代から社会人数年まで、毎週末のように

 

ゲレンデに通ったものですが、今、いきなりすべろと言われても

 

数メートルで転んでしまうでしょう。

 

 

オリンピック選手と自分を比較するのはナンセンスですが、

 

やっぱり、「人間業では無いな!」と思います。

 

 

特にスキーの大滑降、スノーボードなどは「恐怖」ですよね・・・。

 

 

因みにスノーボードはメジャーになる前だったので、トライしたこと

 

はありませんが(汗)。


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