社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所

労働問題のご相談、労使トラブルのご相談なら 東京都 港区の社会保険労務士 内海正人

この時間は労働時間になるのでしょうか?


2018年9月25日  投稿者:社会保険労務士 内海 正人


おはようございます、社会保険労務士の内海です。

 

いつもありがとうございます。

 

 

皆さんは就業規則や雇用契約書などの作成でお困りでは

 

ありませんか?

 

 

また、未払い残業代や労務トラブルなどでお困りではありませんか?

 

 

「単発のご相談」、「顧問契約」、「作成のご依頼」、「給与計算」

 

などがございましたら、下記よりお問合せください。

 

https://www.roumu55.com/komon.html

 

 

 

 

長年、日本中央税理士法人と共に行動し、また、多くの会計事務所を

 

クライアントに持ち、実際の現場からの意見やトラブルをみてきた結果、

 

ポイントとなる点、就業規則として盛り込むべき事を重点的に解説した、

 

セミナーDVDを販売いたします。

 

 

会計事務所のための「就業規則の徹底対策セミナー」DVD

 

 

↓ みてくださいね!

 

 

http://www.success-idea.com/614081/dvd/

 

 

 

 

4月に私の新刊「会社のやってはいけない! 」が

 

発売になりました。

 

 

今まで、私のメルマガなどで取り上げた題材も多く

 

含まれています。

 

 

導入部分やイラストなどもこだわりの1冊となっています(笑)。

 

 

詳細はこちらです。

 

https://amzn.to/2v5BkyS

 

 

 

 

今日は「この時間は労働時間になるのでしょうか?」

 

を解説します。

 

 

「労働時間はどこからでしょうか?」

 

 

労働時間とは業務を行っている時間ですが、業務を行うための

 

待機している手待時間なども労働時間としてカウントしなければ

 

なりません。

 

 

では、待機(手待)時間とはどんな時間で、なぜ、労働時間なので

 

しょうか?

 

 

実際に業務に従事している場合、業務について実際に作業を行うこと

 

はもちろんですが、ある作業が終わった後に、次の作業ができる状態

 

になるまでの間、作業をせずに待機することがあります。

 

 

 

この作業と作業の間の待機時間は、実際の作業を行っていません。

 

 

しかし、休憩時間のようにまったく労働から解放された自由時間と

 

いうわけでもありません。

 

 

仮に、待機(手待)時間は作業をしていないので労働時間とはいえないと

 

解することになると、その時間は休憩時間として扱われてしまい

 

ノーワークノーペイの原則でその時間だけ控除しなければなりません。

 

 

ですから、残業代等の割増賃金額もその分だけ減額されてしまう

 

場合が出てきます。

 

 

そして、この待機(手待)時間が労働時間に該当するのかどうかが問題と

 

なってきます。

 

 

最近では「待機(手待)時間は労働時間である」ということが一人

 

歩きしているようにも見えます。

 

 

 

 

そこで、これに関する裁判があります。

 

 

<南海バス事件 大阪高裁 平成29年9月26日>

 

 

〇 バスの運転手が運行スケジュールで終点バスターミナルへの到着

 

  時刻から次の運行開始時刻が待機時間に当たると主張。

 

 

〇 待機時間は労働時間なので、この間の時間外賃金等の

 

  支払いを求めて、裁判をおこした。

 

 

〇 裁判は控訴された。

 

 

そして、高裁では以下の判断が下されたのです。

 

 

〇 本件は運行スケジュールで次の運行時刻が明確なので、

 

  待機時間は労働時間と認められない。

 

→ 会社側の主張が認められた

 

 

※ その後、最高裁で上告不受理となった。

 

 

この裁判を詳しくみてみましょう。

 

 

バスの降車、乗車の準備については、労働時間として

 

認められています。

 

 

しかし、それ以外の待機時間は労働時間では無いと判断

 

されたのです。

 

 

これは、

 

〇 バスターミナルに設置されていた詰所は多くの乗務員が

 

  休憩で使用していた。

 

 

〇 休憩中はバスを離れて自動販売機等に飲み物を買いに

 

  行くことも認められていた。

 

 

〇 乗務員がバスから離れることができるようバスには施錠可能

 

  なケースや運転台ボックスが設置されていた。

 

 

〇 乗務員は休憩中に乗客対応を断ることが認められていた。

 

 

などで待機時間は「労働からの解放が保障されている」と判断

 

され、労働時間とは認められないと結論付けたのです。

 

 

 

但し、

 

〇 指示があるまで待機

 

〇 次の仕事まで休憩

 

と言うような指示をだすと、危険です。

 

 

なぜなら、「労働から解放されていない」と判断される可能性が

 

高いからです。

 

 

 

 

今回の裁判例が「労働からの解放」と判断されたのは、

 

運行表により、開始時刻が明確に定められていたからなのです。

 

 

もし、これが、いつ仕事の指示が来るかわからない状態であれば、

 

「労働からの解放」とはならなかったと考えられます。

 

 

今回の事例は「バスの乗務員」ということで、労働と休憩が

 

明確に区別できたから、上記の結果となったのです。

 

 

しかし、一般的な事業会社の場合、この部分があやふやで、

 

境界が明確でないと、労働時間とみなされてしまう可能性が

 

高くなるのです。

 

 

もし、この部分が不安であれば、この定義を考えて、休憩時間の定義を

 

見直してみてください。

 

 

 

 

また、採用についてもよくご相談をお受けします。

 

 

入社したら、すぐに出社できなくなり、実は精神疾患を

 

患っていた等のご相談を受けました。

 

 

面接で確認すべきことは人物評価などだけではなく、

 

【法的なポイント】も重要なのです。

 

 

むしろ、その方が重要なこともよくあるのです。

 

 

正直なところ、ここをないがしろにし、性善説に立ち過ぎた

 

採用活動を行なっていくと、落とし穴に落ちる確率が非常に

 

高くなるのです。

 

 

そして、事が起こってから、私に相談にいらっしゃることも

 

本当に多いのです。

 

 

さらに、ご相談に対応していて思うことが「基本的なことの

 

保全さえできていれば、こんなに傷口を広げずに済んだのに・・・」

 

ということです。

 

 

本当に本当に歯がゆい思いを何度も何度もしてきたのです。

 

 

このDVDは面接、採用に関して法的に保全すべきポイントを

 

多角的に解説しています。

 

 

また、「会社の出口」である解雇に関しても「法的な保全が甘い」と

 

いうことがよくあり、結果として、トラブルになった場合は傷口を

 

広げることになります。

 

 

そこで、会社の「入口」、「出口」の両方を保全するという

 

意味から、解雇についても解説しているのです。

 

 

採用・面接の極意と戦略的解雇の方法セミナーを収録した

 

DVDです。

 

 

ご覧になってください。

 

 

 

http://www.success-idea.com/120101/

 

 

 

---------------------------------------------------------------------

本記事の著作権は株式会社日本中央研修会に帰属しておりますので、

 

無断使用、無断転載を禁じます。

 

これらの事実が発覚した場合は法的措置を取らせて頂きますので、

 

ご注意ください。

---------------------------------------------------------------------

 

--------------------------------------------------------------------

株式会社 日本中央研修会

社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所

取締役・社労士 内海正人(うつみまさと)

住所:東京都港区西新橋1-16-5 コニシビル4階

電話:03-3539-3047

 

○顧問契約、単発のご相談(就業規則、雇用契約書など)のお問合せ

https://www.roumu55.com/komon.html

 

○当社の労務関連のDVD、マニュアルなどの商品一覧

http://www.success-idea.com/utsumi.html

--------------------------------------------------------------------

 

●ご友人、知人にもこのメルマガをご紹介ください。

https://www.roumu55.com/mm/

 

 

●恵まれない方のために

 

皆さんが1クリックすると

協賛企業が慈善団体に寄付してくれます(1クリック=1円)。

 

今、自分がここにいられることに感謝し、1日1回クリックしませんか。

 

私も毎日、ワンクリックしています。 http://www.dff.jp/

 

 

●本記事は専門的な内容を分かりやすくするため、

 

敢えて詳細な要件などは省略していることもございます。

 

お伝えした方法を実行する際は当社までご相談ください。

 

当社にご相談の無い状況でこの情報を利用されて生じたいかなる損害に

 

ついても、当社は賠償責任を負いません。

 

 

また、この内容は掲載日現在の法令や通達などに基づいておりますので、

 

ご注意ください。

 

 

 

■編集後記

 

 

働き方改革関連法の施行(来年4月より)に伴って、

 

労働時間管理のご相談が多くなっております。

 

 

法改正の対応が取り掛かりですが、実際は管理の精度を

 

上げて対応せざるを得ないので、皆さん、覚悟をもって

 

ご相談にいらしているようです。

 

 

どのように時間管理をすればよいか?

 

 

残業のカウントの方法は?

 

 

以上のようなやり方に対するご相談が多いのですが、

 

本来は、経営側の「本気度」が試されているのではないでしょうか?

 

 

このようなご相談はしばらく続きそうですね。

 

 

 

 

絶賛発売中、「会社のやってはいけない!」

 

https://amzn.to/2v5BkyS


正社員とパート社員で、通勤手当の差があるのは違法ですか?  |  事業場外みなし労働時間は、活用できるのでしょうか?

無料でダウンロード

94%の会社が陥る
思わぬ組織の落とし穴!

『組織・人事の解決ノート』

組織・人事の解決ノート

下記にご入力頂ければ、無料レポートをお送り致します。

●お名前:

●メールアドレス:

解雇
社会保険
就業規則
労働時間
労使トラブル
その他
ノウハウを検索
弊社の運営するサイト


TOPお読み頂いた方の声お申し込みよくある質問事業理念事務所概要セミナー実績
ノウハウ |プライバシーポリシー特定商取引に関する法律に基づく表示

 私はチーム・マイナス6%です

 

社会保険労務士法人 日本中央社会保険労務士事務所
社会保険労務士 内海正人

〒105-0003 東京都港区西新橋1-16-5 コニシビル4F
TEL 03-3539-3047 FAX 03-3539-3048
E-mail utsumi@j-central.jp